今回の「論理」の授業は、『フィボナッチ数列』をテーマに「体感する数学」の授業を行いました!
『フィボナッチ数列』は、数字の美しさを感じるのにとても良い題材です。
自然や社会にある、当たり前すぎて逆に気づかないルール。
しかしそのルールを発見し、ヒミツを謎解くと、いつも見えているものとは違ったものが見えてきます。
今回は、フィボナッチナンバーの中に含まれている、実はとてもすごいルールをクイズ形式で探して発見したり、実物のマツボックリを使って、かさや螺旋の数を数えたり、観葉植物🍀の枝の数や葉の重なりの様子をじっくり観察し、「黄金比」を用いて数字を絵や図形に起こすことにも挑戦しました。
私達人間が生まれるずっと前からある自然のルールや、意識せずに感じていた日常にある美しさに触れ、子ども達も数字についての驚きや不思議を体感できたようです👏
数学や算数については、
こんな数式や法則なんて覚えてもどこで使うの?大人になっても使わないなら何のために勉強するの?
という疑問を持つ子が結構多く、子どもも大人も苦手意識を持ちがちですよね。
ただ、それって意外と食わず嫌いで、計算だけが重要なのではなく、ゲーム性やストーリー性が実はとても大きい分野なんだよなぁと感じます。
ゲームや物語。子ども達も大好きです!
ただ計算するためだけに存在するのではなく、そういった数学の面白さや美しさ、不思議さをもっと体験できれば、きっと苦手意識など無くなるのでは?と思っています。
そういったワクワクする要素を見つけた時の子ども達を見ていると、ひらめき力やその独創的な考え方などに改めて感心させられる場面にも多く出くわします。
ただ、そこはまだ子どもですので、そのひらめきや気づきを上手く表現できる術を持っていませんし、ひらめきの種はせっかく持っているのに、周りやまたは本人で作り出した常識の殻から中々出ることができない子も少なくありません。
教育に携わる人間としては、それを引き出す事で苦手意識無く様々な学びの楽しさに触れてもらうことも使命だと思っています。
もしそれを経験できれば、子ども達は今度は自分の手で学びを前に進めることができますので👍
これからも、数学の面白さや美しさ、不思議さが経験できる、ゲーム性とストーリー性のある授業をたくさん作って、子ども達を彼らが思う方向に導いていけるよう頑張ります!
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