「科学」とは一体何なのでしょう?
欧米の学校では、まず一番始めにこれをテーマに授業をやるところもあるそうです。
広義的には、物事に関する知識、学問のことを言うようですが、そうなると理系の科目に限ったことではなく、社会学や哲学、宗教学なんかも科学となりますね。
でも、一般的には「サイエンス」の意味で使われることが多いと思います。
自然界や人間社会にはこのサイエンスがたくさん溢れています。
身近な科学やその仕組みを理解して、そこに起きている変化や課題を解決するために、知識を身につけそれをどう使うかという、いわゆる「科学的リテラシー」と呼ばれる能力を子ども達の中に育むことが、教育の分野ではとても大切なミッションです。
科学の仕組みを理解するためには、まずは発見やひらめきが必要です!ただ、どの子にもその能力は元々備わってると思います。
例えば、磁石の実験を例に取ってみると、N極とS極が自然に引き合ってピッタリくっついたり、同じ極同士だと反発し合って生き物じゃないのに逃げるように自分で動いたり、棒磁石やU字磁石、方位磁石やボタン磁石などの形の違いが気になったり。
それぞれの子どもで食いつくところは違いますが、どの子もビックリしたり不思議ポイントに気付きます。
そのポイントに気付くと次は、どうしてだろう?なんでこんな事になってるの?と、今度はその不思議の仕組みを手繰るため、こうなのかな?あれだからじゃない?等々の仮説が出てきます。
見て触って、気付き、想像し、考え、知識を得る。
勉強というよりは楽しい学びという感じですね。
ルクステラの理科実験では、楽しい学びに加え、もう一歩踏み込んで、自然や生き物が持つ科学的手法を人間社会の生活に活かした「バイオミメティクス(生物模倣性)」の技術にも触れることで、社会を便利にしたり地球の環境問題解決になるような発明の種を育てていけたらと思っています。
サイエンスの視点から社会問題を見て解決策を探る。
おっと、広義的な科学の道にも入っていけそうですね!
ちなみに今では当たり前になった、ヨーグルトのフタを開けた時にフタに全くヨーグルトが付いていない件。
フタにはヨーグルトが付いてて当たり前の時代に育った私は、初めて見た時とてもビックリし😲感心しました!
これは蓮の葉🍃の表面構造を模倣したものですし、他にも有名なところでは新幹線の騒音対策にはハヤブサ🦅の羽根の構造が、ビルの冷房対策にシロアリ🐜の巣の構造が模倣されたりしています。
なかなか面白いので、皆さんも身近な科学を探してみて、そして何か発見したらぜひ今度教えてくださいね!
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